オキシペタラムの種

今朝、水遣りをしていたら、オキシペタラムの黄色くなった鞘に薄っすらと亀裂が入っていました。しばらく様子を見ていると、鞘はきれいに開かれ、中から、鞘の真ん中から下方にかけて、ぎっしりと詰まった種が、そして上のほうにかけて、真っ白な綿毛がたっくさん顔をのぞかせました。

鞘の中から、ほどよい風にのって、種がひとつ、ふたつ…と外へ飛び出して来て、すこーし強めの風が吹くと、一気にふわふわと風にのって、飛んで行ってしまいました。

鞘の中の綿毛にちょっと手を触れてみると、一斉に飛び出して来て、あわや全部飛んでいっちゃうんじゃないかとビックリ。慌てて両手で種を押さえ、鞘ごと摘みとって家の中に持ち帰りました。綿毛は、つやつやしていて、赤ちゃんの髪の毛みたいに、さらさらでした。
不思議ですね…。鞘が出来て2ヶ月足らず。あの中で、本当に種が育っていたんだなぁ。ちゃぁんと、風に乗って飛んでいけるように、ひとつひとつの種に綿毛がびっしりついているなんて。一番驚いたのは、ほどよい風の吹く今日の日を待っていたかのように鞘がはじけたこと。鞘がパンパンに乾燥しきれいにはじけるように、風にのって種が飛んでいけるようにということなのでしょうか。
自然ってすごいなぁ。鞘は、まだあと残り11個！楽しみです。



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